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前回掲載の「復活祭・イースターのたまご探しクイズ」の4番の答えは 「たけぼうき」でした♪ ご名答のみなさま、おめでとうございました! (……って、だれも、回答してませんでしたね、、、はい……。) 【イースター後日談】 持ってた1本のわらから始まり、物々交換品しながら最後には姫をもらい、 幸せを手にした男の話は「わらしべ長者」ですが、 「わらしべ長者“イースター版・復活編”」 とでも言ったらいいかしら…。 我が教会を訪ね来る生活困窮者たちのなかの、常連2人連れは、 生活保護を受給しながら、なんとかがんばって暮らしている。 彼らが問題を起こすたびにサポートしていたこともあり、 今ではだいぶ親しい間柄?になっている。 まだ空気が暖まらない頃、里山でふきのとうを採取し、届けてくれた。 そのお礼に、煎餅袋を渡したら、 しばらくしたある日、玄関の取っ手に、お菓子の詰め合わせの入ったレジ袋が かかっていた。 彼らの仕業なのだが、牧師と私は、送り主がずっと判明しないまま、 「おいしいわね、これ」とか言いながら、パクパクと食べていた。 ナッツが入っていたりする軽めのお菓子で「療養中の私にピッタリ♪」と ご機嫌に調子づいてほおばる牧師。 イースターの日、あまったイースターエッグを、来なかった子どもや お年寄りに配り歩いていて、そうだ、彼らにも届けようと,ふと気がつき、 扉をたたいたがお留守の様子。 たまごをレジ袋に入れ、玄関の取っ手にかけておいた。 翌日、二人が訪ねてきた。 「あのさぁー、あのたまごさぁー、ゆーわちゃんっしょ?」 ヨレヨレの服に、相変わらず酒の匂いをさせながら、にこにこ満面笑顔。 「このあいださぁー、せんべ、くれたじゃんねー。うれしかったせぇ。 菓子、持ってきただ。あれねー、おれら。」 「まぁ、あなたたちだったのねっ!? やっとわかったわ!ありがとうね♪ 美味しく食べてるのよ。牧師先生も気に入ってるの!」 「となりからもらった菓子だからさぁ、おれら、いらねー」 「卵はね、“イースーターエッグ”って言うお祝いの卵なのよ。 イエス様が十字架にかかって死んだけど、その後生き返って“復活”したしるしなの。」 「だからあななたちも“復活”ね♪!」 わからなくてもニコニコうなずいてる彼ら。 「あ、ちょっとまってて」 「復活祭・イースターのお祝いとして♪」と、少しばかりのお金を渡した。 「お隣さんも、あなた達のこと応援してるのよ。 ふきのとうも分けてあげたら、喜んでいらしたわ」 「これからさぁー、山菜、いっぱい出てくるでね。 持ってくるずらっ!」 ふきのとうから始まり、最後はすこしのお金と笑顔を得た彼ら。 (ふきのとう→煎餅→菓子詰め→イースターエッグ→お金→笑顔) 「わらしべ長者」に負けないくらいシアワセかも。 なんていったって、神さまから「復活の命=よみがえりの魂」をさずかり、 「祝福」を受けているんですもの。。。。。。。♪♪♪
by yuwayokota
| 2012-04-14 15:17
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