《手の型(ムドラー)編》
「ちょっと、あんた。あのコのなんなのさー」。
いえいえ、「
チャンドラカラ」という手の型です。半月の意。
「こんこん、き~つねさん!」。
いえいえ、ライオンの頭でした。 「
シンハ(獅子)
ムカ(顔)」。
いらっしゃぁ~い♪…?
いえいえ、「
アラパドゥマ」といって、ハスの花を表しています。
「手印を組む」………これが、インド舞踊の手の型である「
ムドラー」や「
ハスタ」と
といわれるものです。
手話のように、手の形で、イロイロなものを表していくのです。
ひとつの型でも、いくつかの意味を持っており、
両手で組み合わせて、使うことも出来ます。